DADA 〜アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト〜 |
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2005年度事業報告◆DADA−Zimbabwe(ジンバブウェ支援活動) 2005年は3回に渡りジンバブウェを訪問した。 (4月27日〜5月15日(尾関)、5月8日〜5月15日(廣内)、 8月21日から9月10日(尾関)、2月12日〜3月20日(尾関)) 主な活動は以下の通り。 【生活を営む力をつけること】 --OPV種(在来種、一代雑種)支援-- 前年度と異なり、今年度は長雨となり4年振りの豊作となった。 昨年来より議題にあがっていた種保存庫についての話をすすめ、 AZTRECが試験的に一基建設することになり、 その資金の一部をDADAが支援することとし、日本国内で寄付を募り、 2月の出張時に1000米ドルを寄付した。 AZTRECは質の高い種を生産して市場にて販売することを計画しており、 種保存庫のデザイン等は、農業省の指導をあおぐこととなる。 建設は2006年度となる。 【手に入れる力をつけること】 --販路拡大のためのワークショップ-- 昨年度始めた家計簿作成カレンダーのためのワークショップ開催、 フォローアップはあまり進展していない。前回のカレンダー作成では、 2005年度8月分までのカレンダーしか配布していなかったが、 9月以降も自分でノート等を購入し記録を続ける者や、 止めてしまった者などばらばらであった。 また継続している一部の参加者のために2005年度分を後日日本から郵送したが、 AZTREC事務所(代表自宅)に泥棒がはいり、 カレンダーも盗まれるという事態になり、 今年度はその後のフォローができていない。 尚、昨年度同様、販路拡大、種支援ともに、 ジムトでの支援活動については、訪問レベルの域を出ていない。 種保存庫建設支援(シャシェ)が済んだあとは、 ジムトをはじめとする今後のDADAの活動について再検討したい。 ◆DADA-Japan(日本での活動) 【生活を営む力をつけること】--めざせ!自給率1%運動? 【手に入れる力をつけること】--地産地消-- スタッフを中心に自給率1%運動、地産地消の実践を行っていたが、 2005年度は、周囲のへの呼びかけなどに力をいれた。 (沖縄のエコショップ「えころん」、 地球的課題の実験村会報『実験村通信』への寄稿など) 周囲の理念への理解や、実践を始めた参加者がいるなど前進はあったものの、 そうした実践をどう集約、発表、拡大していくかが今後の課題。 【アフリカをとりまく日本の環境を変えること】 ●メディア・ウォッチ 集める新聞数が3紙増えて8紙 (琉球新報、静岡新聞、長野市民新聞、新潟日報、 赤旗、毎日新聞、朝日新聞、東京新聞)に。 統計はウェブサイトを中心に掲載しているが、 全国紙が少ないため、アフリカ記事が少ない点は課題のままである。 11月に、沖縄国際協力フェスティバル参加の機会を使い、 JICA沖縄の協力のもと、研修生3名(ガーナ、ケニア、マダガスカルからの研修生) と日本でのアフリカ報道に関する座談会をおこなった。 (詳細は会報3号に掲載)。 ● 勉強会、講演会 講演会などは、あまり積極的に広報していないものの、以下の通り行った。 (講演・講義・イベント参加) JICAつくば「南部アフリカ畑作農業」(6月14〜15日)、 国立国際医療センター「ジンバブウェ概論:援助実施者をとりまく環境」(10月26日)、 沖縄国際フェスティバル(物販、展示、11月5・6日)、 人と組織と地球のための国際研究所(IIHOE) 編集協力者会議およびマネジメント合宿(大阪。11月19〜20日)、 フェリス女学院大学「他者との共生:アフリカとの共生」(12月2日(NGOとジェンダー) ・9日(NGOと農村開発)、調布市市民活動支援センターあくろす利用者会議(会議、12月15日)、 調布市市民活動支援センターあくろす主催「えんがわフェスタ」(物販、展示)(2月4・5日) (自主講演会・会報) DADAジンバブウェ報告会〜ジンバブウェに蒔かれた種〜開催(4月10日)、 ボランティアへのミニお話会(調布市みさと屋11月26日)、 会報第2号(16頁)発行。500部を調布市たづくりで印刷、 300部を無料配布。(11月26日。12月に追加発送)。 ●政策提言 主だった活動はなし。昨年に続き、NGO・JICA相互研修の検討委員を尾関が務めた。 【総務】 ● 沖縄郵便窓口としてメールボックスを、那覇市NPO活動支援センターに設置した。 ● 会計担当が産休のため、佐藤由規に交代した(11月)。 ●合宿・事務局会議・勉強会 事務局が沖縄と調布の二箇所なため、 通常の連絡はメール、電話、ファックスを使用しているが、 スタッフの上沖・上京いずれかの機会を利用して事務局会議、 スタッフ会議を行っている。 今年度後半から事務局定例会議を開催することにした。 頻度は2ヶ月に1度。今年度行った会議その他は以下の通り: 事務局会議(6月24日あくろす)、事務局会議(9月29日上野)、 国際協力フェスティバル見学およびスタッフ会議(10月1日日比谷&あくろす)、 事務局会議(11月1日〜8日沖縄)、スタッフ会議(11月21日瀬谷)、 事務局会議(名簿作業)(11月30日調布)、定例会議(12月24日武蔵境)、 新年会およびスタッフ会議(1月7〜8日調布)、 勉強会「灌漑」(講師:高瀬國雄氏)(1月10日調布) 次ページ(2005年度会計報告)を見る 今までの記録(一覧)のページに戻る トップページへ戻る | ||
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