DADA 〜アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト〜

Dialogue and Action for Deveropment Alternatives in Africa and Japan


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2004年度事業報告



DADA−Zimbabwe(ジンバブウェ支援活動)

2004年は2回に渡りジンバブウェを訪問した。主な活動は以下の通り。

【生活を営む力をつけること】 --OPV種(在来種)支援--

 4〜5月訪問時は、この年から、シャシェのAZTREC農場で行われていた
OPV種の生産はタサンガナに移動。
KEPを中心に生産し、この年は450kgの収穫。
並行してシャシェの農家数件にOPV種を試験配布。
中にはHickoly King 5kgを0.2haに作付けし
100kgの収穫があった農家もあった。
 10月にはムシャンディケにてOPV種を購入。
この頃から、今後の緊急時に備えるための種保存庫建設の話が
AZTRECとDADAの間で出始める
11月には、他団体の種銀行プロジェクトを見学(COMMUTEC)。
当初AZTRECスタッフと訪問する予定だったが、
直前になってスタッフの予定が都合つかず、
DADAだけで訪問し、後日レポートを提出した。

*2004年11月から2005年3月までの雨季は、
「ひと月に一粒」と言わしめたほどの旱魃に見舞われ、
灌漑施設があるシャシェのAZTRECトレーニングセンターの農場を除けば、
シャシェ、ジムトともにメイズの収穫は殆どなかった。
また、収穫があったとしても、多くはハイブリッド種(一代雑種)であった。


【手に入れる力をつけること】 --販路拡大のためのワークショップ--
 4月-5月には、前年度の2月にAZTRECの依頼によりシャシェで開催した

【販路拡大のためのワークショップ】のフォローアップを行った。
ワークショップ(2月)から4月までの間の振り返った後、
販路拡大のための可能性調査を実施した。これは、
シャシェ(地域の教会や学校)、マシャバ(10キロ先の鉱山町)、
マシンゴ(50キロ先の州都)の3地域で、
それぞれ作物を買ってくれそうな相手への聞き取りを行うというもの。

 そのフォローとして家計簿カレンダーの記入を開始した。
家計簿は、カレンダー形式になっており、DADAがワードで作成した雛型をもとに、
前述の可能性調査をおこなったチームが手直しをし、ハラレで印刷をした。
10月〜11月には、家計簿カレンダーのレイアウトを見直し、頁の増刷をおこなった。

 尚、雨季販路拡大・種支援ともに、ジムトでの支援活動については、
訪問レベルの域を出ていない。7月にAZTRECフィールド担当の
ネルソン・ムジングワ氏が交通事故にあい、9月にAZTRECスタッフ1名が退職、
その他、総選挙や、インフレ、他ドナーからのAZTRECへの資金支援停止などが関係し、
AZTRECスタッフの支援地域訪問に支障がでたことが大きな要因である。
しかし、DADAでは今後もできる限りジムトへのフォローを続けたいと考えている。



DADA-Japan(日本での活動)


【生活を営む力をつけること】--めざせ!自給率1%運動-
【手に入れる力をつけること】--地産地消--

 スタッフを中心に自給率1%運動、地産地消の実践を行っていたが、
2004年度は、周囲への呼びかけなどに力をいれた。
(沖縄のエコシップ「えころん」、地球的課題の実験村会報『実験村通信』への寄稿など)
周囲の理念への理解や、実践を始めた参加者がいるなど前進はあったものの、
そうした実践をどう集約、発信、拡大していくかが今後の課題である。


【アフリカをとりまく日本の環境を変えること】

●メディア・ウォッチ
 集める新聞数が3紙増えて7紙
(沖縄タイムズ、静岡新聞、長野市民新聞、新潟日報、
赤旗、毎日新聞、朝日新聞)となった。
統計はウェブサイトを中心に掲載しているが、
全国紙の統計が間にあっていないこと、
全国紙以外の新聞にはアフリカ記事が少ないことなどから、
統計の量が少ないことが難点である。
今後は、ボランティアを更に増やすこと、
年間の記事の中から数点選んで議論するという企画が予定されたが、
年度内に実現せず、2005年度に持ち越された。


● 勉強会、講演会

講演会などは、あまり積極的に広報していないものの、以下の通り合計7回行った。

(講演・講義・イベント参加)
沖縄「NGOの活動について」(5月)、JICAつくば「南部アフリカ畑作農業」(6月)、
調布市西部公民館(6月)、JICAつくば「南アフリカ農業」(9月)、
パルク自由学校(9月)、沖縄国際フェスティバル
(料理、物販、ボランティアへのミニお話会(10月)、
連載:『アフリカNGO事情』IIHOE『NPOマネジメント』
(2月号、4月号、10月号、12月号)。

(自主講演会・会報)
DADAジンバブウェ報告会〜ジンバブウェに蒔かれた種〜開催(4月10日)、
会報第一号(4頁)発行。500部を西部公民館で印刷、
300部を無料配布した。(12月、1月に追加発送)。

●政策提言
主だった活動はなし。昨年に続き、
NGO・JICA相互研修の検討委員を尾関が務めた。


【総務】

● 会計担当が尾関から廣内に交代(4月)、
これに伴い郵便振替の引き出し局も沖縄に移動。
また、ボランティア保険の加入に伴い、
那覇市社会福祉協議会にボランティア団体登録をおこなった(7月)。

● 団体の日本語名称を一部変更した
(アフリカの開発のための対話プロジェクト→
アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト)(8月)。

● 郵便送付先の住所を2005年度4月から調布市が設立した
市民プラザのメールボックスに変更することに決定し、申請した(3月)。
また、メールのアドレスをdada-africa@nifty.comに変更した(2月)。

● 2005年度から監査役を置くことにし、
アフリカ平和再建委員会の小峯茂嗣氏に打診、内諾をいただいた。

●合宿・事務局会議
事務局が沖縄と調布の二箇所になったため、通常の連絡はメール、
電話、ファックスを使用するが、スタッフの上沖・上京いずれかの機会を
利用して事務局会議、スタッフ会議を行った。
今年度行った会議その他は以下の通り:スタッフ合宿(4月10、11日)、
事務局会議およびスタッフ会議(8月5,6、8日)、
事務局会議(9月15日)、スタッフ(役員のみ)会議(12月23日)、
事務局会議およびスタッフ会議(3月26、27日)。


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